初診時から治療後のメインテナンスまで継続
歯周病の治療は基本的にはしっかりクリーニングを行うことです、また歯周病は加齢とともに進行するので全員に必要となる治療だとも言えます。人によってどの程度の治療が必要になるかは異なりますが、当院では患者様全員の口腔内を清潔に保つことを目標に掲げておりますので、初診時に歯周病の検査を行い、正確な診断のもと治療を行い、治療後のメインテナンスまで継続して行うようにしております。
歯周病は20代から歯肉の中で進行し始めるといわれています。
50、60代になると、歯を守ってきた唾液の減少に伴い、
さらに歯周病が悪化しやすくなることで歯が揺れるようになり、歯茎が腫れてきます。
歯周病とは、歯の周りの組織に細菌が感染することで骨が溶けてしまう病気です。歯と歯茎の間に歯周ポケットという溝がありますが、そのポケット内の清掃が行き届いていないと多くの細菌がたまってしまい炎症がおきます。初期の炎症では歯茎が赤くなったり腫れたりしますが、この段階では痛みが出ることはほとんどありません。炎症が進行すると歯の周りの骨が溶かされ、歯周ポケットが深くなっていきさらに中の骨を溶かすようになっていきます。気づいたときには歯を支える土台である歯槽骨は溶けてなくなり、歯がぐらぐらと動くようになってしまい、最後には歯が抜けてしまうという非常に恐ろしい病気の一つです。
歯周病は20代から歯肉の中で進行し始めるといわれています。50、60代になると、歯を守ってきた唾液の減少に伴い、さらに歯周病が悪化しやすくなることで歯が揺れるようになり、歯茎が腫れてきます。痛みは最後の方に出てくるので、痛みを感じることにはすでにダメになってしまっていることが多いです。
成人日本人の80%が歯周病に罹患しているといわれる国民病の一つであり、歯の失ってしまう最大の原因の病気として知られています。
歯周病は初期の段階では痛みがほとんどなく、気づくことが難しいです。
ご自身でのセルフチェック項目を示します。
この内3つ以上チェックされて方は歯科医院への受診をおすすめします。
歯周病はお口の中だけでなく、他の全身疾患とも関係しているといわれています。その中でも特に糖尿病は相互関係の強い疾患の一つであると分かってきました。実際、糖尿病の人はそうでない人と比較して歯周炎にかかっている人が多いという調査報告があります。
さらに、歯周病になると糖尿病の症状が悪化するという逆の関係も明らかになってきました。また歯周病治療で糖尿病も改善することも分かってきています。
このことから歯周病の治療を行うことで全身状態を良くできる可能性があると考えられます。
歯周病の治療は基本的にはしっかりクリーニングを行うことです、また歯周病は加齢とともに進行するので全員に必要となる治療だとも言えます。人によってどの程度の治療が必要になるかは異なりますが、当院では患者様全員の口腔内を清潔に保つことを目標に掲げておりますので、初診時に歯周病の検査を行い、正確な診断のもと治療を行い、治療後のメインテナンスまで継続して行うようにしております。
歯周病に罹患した歯を放置していると、残っている健康な歯が一緒に共倒れしてしまうことが多々あります。また歯周病の状態によっては歯の審美性が失われ、機能的にも十分に使用することが困難になってしまいます。当院ではこのようなことがないように歯周病の状態を正確に診断し、必要な治療を行うとともに健康な口腔内を保つよう努力してきます。
重度の歯周病に罹患した歯は基本的なクリーニングでは回復することができません。当院では再生療法を積極的に行い、なるべく歯を抜かずに保存する治療を心がけております。失った骨をどうしても再生させることができない場合は、当院が自信をもつインプラント治療を用いて審美的、機能的に回復させる方法を用いることもできます。
他院でもう抜かないとダメだと言われた歯も正確な診断が行われるか気になる方は一度相談にいらして下さい。抜かずに行える方法がないか、より良い治療法がないか一緒に考えるように努めます。