Q1.口内炎はできやすいですか?
ワイヤー矯正に比べ、口内炎はできにくいです。口内炎はお口の衛生状態も強く影響しますので、清潔に保つことで口内炎はさらにできにくくなります。もしマウスピースの端が当たって気になりましたら調整しますのでご遠慮なくご相談ください。
インビザラインとは、米国アライン・テクノロジー社が提供するマウスピースタイプの歯列矯正法です。
矯正に興味があっても、装置の見た目から治療を諦めている方もいらっしゃると思います。そんな方のために、当院はマウスピース矯正(※)をご用意しました。
マウスピース矯正は装置が透明で目立ちにくく、人前に出る職業の方でも治療中だと悟られにくい特徴を持ちます。また取り外し可能で口内を清潔に保ちやすいという利点もあります。
治療前には口腔内スキャナーによって読み取った口内のデータを基に、コンピューター上でシミュレーションを行うことができます。処置のゴールを把握したうえで矯正治療をはじめることが可能です。
患者さまの生活習慣を伺いながらマウスピースの交換頻度をアドバイスするなど、一人ひとりの状態に合わせて処置を進めていきます。気になる方はご相談ください。
※自由診療です。料金は料金表を確認してください。
インビザラインとは、米国アライン・テクノロジー社が提供するマウスピースタイプの歯列矯正法です。何枚ものマウスピースを少しずつ交換して装着することで適正な位置に歯が動くようになります。
マウスピースを用いるため従来のワイヤーを用いた矯正と比較して以下の優れた特徴があります。
特殊なプラスチックでできたマウスピースを使用して行うマウスピース矯正には、このような多くのメリットがあり、これまで目立つ歯列矯正はちょっと・・・とためらっていた方でも気軽でされています。一方でデメリットや適応でない症状もあり、これらの特徴を理解したうえで治療を受けることをおすすめしております。
優れた治療法ですがどこのクリニックでも理想的な結果が得られるというわけではありません。
信頼できる医師探しもマウスピース矯正の成功の秘訣と言えます。
当院のマウスピース矯正はインビザラインという最もメジャーなものを用いております。
今では様々なメーカーから似たようなマウスピース矯正装置が販売されていますが、その中でもインビザラインだからこそキレイに対応できる特徴があります。
当院では最新の機器を用いてマウスピース矯正の症例を多く扱ってきた医師が診断、治療を行っております。
治療前にマウスピース矯正でどの程度できるか診断、相談できますのでご希望の方は是非、一度ご相談ください。
数年前のマウスピース矯正では対応症が少なく、治療できないものが多くありました。今では口腔内スキャンやAIテクノロジーなどのデジタル技術の進化とともに様々な症例に対応できるようになりました。
対応可能な症例
歯と歯の間にすき間がある状態
下の前歯が上の前歯を覆っている状態
上の前歯が下の前歯より出ている状態
アゴのスペースが足りず、歯列が乱れた状態
歯をかみ合わせても上下の前歯にすき間がある状態
上の前歯が下の前を覆っている状態
当院では最新の技術と専門性の高い医師による診断が行えますのでこのような様々な症例にも対応しています。
インビザラインは画期的なデジタル技術により理想的な歯並びを治療前に診断します。矯正治療の前にまずは口腔内を写真、スキャンして記録をとります。当院ではこの装置に最先端のスキャナー導入しています。
その後データはアライン・テクノロジー社に送信され、理想的な治療計画を立案します。
この計画に対して歯科医師がさらに適正な噛み合わせを加え、無理のない歯の動かし方を確認し、患者一人ひとりにあった計画を作り上げます。
この計画は治療前にお見せすることができますので、従来のワイヤーを曲げてゴールを想像していた時に比べ、治療前にゴールを共有することが可能になります。
従来のワイヤー矯正では、取り外しが困難なため矯正治療中のホワイトニングや他の治療を行うのが困難でした。
インビザラインはマウスピースタイプなので、簡単に自分で取り外せるため同時進行でホワイトニングなどのケアが可能です。
キレイな歯並びで白い歯になって笑顔に自信がもてるようになります。
インビザラインは従来のワイヤー矯正と比べ、メリットが多いですが、デメリットもあります。
これは治療前にしっかり説明しますのでご相談下さい。
インビザラインにはさまざまなメリットがありますが、特に喜ばれるのは以下の3点です。
インビザラインは透明な特殊なプラスチックのマウスピースを使用するため、つけていても目立ちません。
そのため接客業や人前に立つ仕事をしている人とってもストレスなく治療することができます。
インビザラインによるマウスピース矯正は、ご自身で取り外しが可能です。そのため食事前に外してもらえば普段通りに食事もでき歯磨きもこれまで通りに行えます。
そのためワイヤー矯正よりもはるかに口腔内環境を清潔に保ちやすいと言えます。
インビザライン治療中に必要な定期的な治療は、一般的に4週間に1度程度です。治療が進捗によってはさらに頻度が低くなり、1〜3ヶ月に1度の来院でも可能な時もあります。ワイヤー矯正と比べると粘膜を傷つける恐れが少なく、外れたなどの緊急の処置が少なくなり来院頻度が抑えられます。
使用するマウスピースは7〜14日程度で交換してもらいます。歯の移動状況に合わせて、新しいマウスピースが適正についているか、歯が計画どおりに動いているかを確認していきます。場合によってはスキャナーでズレがないかを確認します。
当院ではインビザライン専用の最新のスキャナーを用いて歯型をとるので不快感も少なく行うことができます。
メリットが非常に多いインビザライン治療ですが、すべての症状に適応となるわけではありません。また場合によっては治療期間が長引くことも考えられます。治療前に以下の点をご確認ください。
マウスピース着用の目安は1日20時間以上です。
ご自身で取り外しができますが、逆にうまく入れておかないとデメリットにもなります。マウスピースをつける時間が短いと、計画どおり進まず、時間がかかる、元の歯並びに戻る、などのトラブルのもとになってしまいます。
そのため装着時間を遵守していただく必要があります。
顎の骨の問題で出っ歯や受け口になっている場合、インビザライン治療だけでは効果が出にくいことがあります。
症状が軽い場合には歯並びを整えることは可能ですが、インビザラインだけでは対応が難しい場合、大きな病院を紹介させていただきます。
歯を並べるスペースが不足している場合、抜歯が必要になる場合もあります。
この場合スペースのコントロールが難しく、大きく歯が移動して計画よりも歯が倒れ込む、噛み合わせが深くなるなどの可能性があります。そのため最終的に治療が終わる期間が長くなることがあります。
歯がしっかりと生えきっていない場合、マウスピースをつけて歯を動かすことができないため治療が難しくなります。
この場合は歯が揃う期間の経過を観察しながら対応することとなり、時間がかかるようになります。
マウスピース矯正の有用性が証明されてきたため、様々なメーカーがマウスピース矯正に参入し、その種類や特徴が増えてきました。当院では最も有効で効果が証明されているインビザラインシステムのみを取り扱っております。
他院ではいくつか取り扱っているものがあるようですが、適応する症状や費用、特徴などが異なりますのでご希望に合わせて治療方法を選ぶ方が良いと思います。
インビザライン治療はマウスピースを用いるため、ワイヤー矯正に比べて大幅に痛みが少ないといわれています、人によって痛みを感じることもあります。これは個人差があるためはっきりとはいえません。
マウスピース矯正で痛みを感じやすいのは以下の2つのタイミングです。
マウスピースをつけている時に歯が動いているため、食事や歯磨きの際にマウスピースを外そうとすると、押さえてつけられていた歯が元に戻ろうとしてじんわりと痛みを感じることがあります。
インビザライン治療ではマウスピースを2週間に1度のペースで新しいマウスピースに交換していただきます。
新しいマウスピースを装着した直後が最も歯を移動させる力がかかっているため、この時期が痛みを感じやすいといえます。
新しいマウスピースにしてから数日すると歯が動いてきた負担が少なくなるため痛みは徐々に少なくなっていきます。ただまた新しいステージに進む時は同様の痛みが出る可能性があります。
マウスピースを外して食事をしている時、かみ合わせがまだ完成していないことと、歯が元に戻る力がかかることで、ものを噛んだ時に痛みを感じることがあります。
治療が進むにしたがって痛みは和らいでいきますのでご安心ください。
インビザライン治療でも歯並び改善のために、抜歯が必要になる場合があります。
個人差が大きいですが、治療の希望をもとに計画を相談し、本当に抜歯が必要かどうか相談して計画を立てていきます。当院では事前にシミュレーションで抜歯の有無のよる違いもコンピューターで治療開始前に確認できます。状態によって異なりますが、抜歯が必要かどうか相談できます。
ワイヤー矯正は通常2〜3年程度かかるといわれていますが、インビザラインの治療期間は平均6ヶ月~1,5年です。
これは治療計画によって必要なマウスピースの枚数が増えるため単純に期間が伸びるということです。
治療ゴールが難しい場合は期間も長く必要になってしまいますのでお口の状態とご希望の治療ゴールを相談して的確な治療期間で始めていただければと思います。
ワイヤー矯正に比べ、口内炎はできにくいです。口内炎はお口の衛生状態も強く影響しますので、清潔に保つことで口内炎はさらにできにくくなります。もしマウスピースの端が当たって気になりましたら調整しますのでご遠慮なくご相談ください。
インビザラインのマウスピースは特殊なプラスチックでできており、適度な硬さと柔らかさがあるため装着しやすく作られています。しかし無理な力を加えると破損する恐れがあるのでご注意ください。
つけるときは前歯からはめて下さい。前歯の位置を確認し、指でぐっと押して前歯をはめてから奥歯部分を少しずつはめて下さい。噛んで押し込むと変形してしまうため、指でしっかり奥まで入れるようにして下さい。
取り外すときは奥歯から外していきます。左右片方ずつ少しずつ外し、反対側を外して下さい。その後最後に前歯の部分をめくるようにして外すのがポイントです。
インビザライン治療のマウスピースは、装着したまま食事をすることができないため食事の前には必ず外して下さい。寝る時に外す必要はありません。マウスピースの汚れが気になるときは専用の洗浄剤を使用して下さい。外した時に間違って捨ててしまうことがあるので専用のインビザラインケースに保管するようにして下さい。
インビザライン治療は治療ゴールのご希望によって必要なマウスピースの数が異なります。詳しくはカウンセリングでご相談ください。
最新の技術を利用したインビザラインは、その手軽さやメリトのため矯正しようか迷っていた方にとって魅力的な選択肢だと思います。
しかし治療には必ずデメリットもありますので治療前にしっかりと内容をご理解されてから治療を行うのをおすすめします。またインビザラインは最新の技術を用いることでその能力を発揮できるものでもあるため、このような最新の装置を導入しているかも医院選びの参考にしてみて下さい。
当院でも最新の口腔スキャナーを導入し、わかりやすいカウンセリングを心がけております。なにか疑問や心配な点、聞きたいことががあれば当院までご相談下さい。